【事例紹介】端面加工で“へそ”が残る?OKUMA立旋盤の精度を現地で再調整!

こんにちは、マシンメンテ株式会社です。
今回は「端面加工でワークの中心に“へそ”が残る」という不具合に対し、OKUMA製立旋盤(V760EX)の現地再調整を行った事例をご紹介します。
🔧 ご相談内容
端面加工のたびに、中央に“へそ”のような段差が残る状態。
過去に干渉事故があり、メーカーによる現地調整も行われたものの、症状は完全には解消されませんでした。
「機械をメーカーに持ち帰って修理するしかない」との判断。
この場合、修理費用も非常に高額になる上に、機械のダウンタイム(稼働停止期間)も長期化する恐れがあり、現場にとって大きな負担になります。
そのため、「現地で何とか対応できないか」というご相談をいただきました。
🔍 作業内容と現場の状況
今回の作業では、タレットの脱着を伴う大掛かりな現地作業を実施。
主な作業内容は以下の通りです:
✅ タレットの平行度再調整(0.01mm以内)
✅ 主軸芯とホルダー芯の再測定・芯出し
✅ タレットの割り出し位置修正
✅ 変形ボルトの交換・確認
🤝 お客様との連携で実現した現地復旧
タレットは重量物のため、現場にクレーン設備があったことが大きな助けとなりました。
また、お客様にも作業にご協力いただき、二人三脚での現地対応となりました。
通常であれば工場へ装置を持ち帰り、数週間単位で停止するような修理作業でしたが、現場の知見と柔軟な連携によって、現地での完結が可能となりました。
✅ 調整後の成果
調整後、実際に端面加工を再実施していただいたところ──
「へそは出ず、問題なく加工できる」とのご確認をいただきました!
結果として、
- 高額な持ち帰り修理を回避
- 数週間に及ぶダウンタイムも防止
という、大きなメリットを現場にもたらすことができました。
📅 作業概要
- 期間:2025年4月28日(月)~30日(水)
- 人員:1名+お客様ご協力
- 対応機種:OKUMA V760EX(立旋盤)
- 場所:神奈川県 愛甲郡
🛠️ 最後に
「持ち帰り修理しかない」と思われるケースでも、現地で対応できる可能性があります。
設備の稼働停止が最小限に抑えられるだけでなく、コスト面でも大きな差が出ます。
今回のように「一歩踏み込んだ対応」ができるのが、私たちマシンメンテの強みです。
お困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。


